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日本で上映中のおすすめ韓国映画

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あの大ヒット映画がついに日本上陸! 絶対にスクリーンで見るべき「5月の韓国映画」

韓国映画史上、記録的な観客数を動員した『神と共に 第一章:罪と罰』と、日本のコミック原作の『リトル・フォレスト 春夏秋冬』がついに日本で公開される。まったくジャンルの違う2本だが、どちらの作品も“人生の答え探し”という点で共通している。

興奮を味わいたい方は前者、癒やしを感じたい方には後者をオススメしたい。

『神と共に 第一章:罪と罰』

©2019 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS All Rights Reserved.

 

映画あらすじ

消防士のジャホン(チャ・テヒョン)は火災で子供を救出し、壮絶な最期を遂げた。自分の死に気づいていないジャホンの前に現れたのは冥界の使者たち。冥界では49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならないという。殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫の7つの罪状すべてを晴らした者だけが現世に生まれ変われるのだった。

ジャホンの裁判を支援するのはカンニム(ハ・ジョンウ)、ヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュン(キム・ヒャンギ)の3人。彼らも49人の亡者を転生させれば、人間に生まれ変われるのだった。

かくしてジャホンの地獄めぐりが始まるが、彼の意外な過去が次々と明らかに。外界ではジャホンの弟スヒョン(キム・ドンウク)が命を落としていたことも判明。ジャホンと3人の使者は危険に見舞われていく―。

 

 

公式サイト: http://kamitotomoni.com/

 

大興奮のあとに押し寄せる涙の大洪水

2部作になっており、韓国では累計2,700万人もの観客を動員した。ハリウッド映画のような壮大な映像は圧巻で、その迫力はぜひスクリーンで味わってほしい。
一見、誠実なジャホンだが、終盤では思いもしない秘密が明らかに。また、ジャホンでさえ知らなかった事実が涙腺崩壊ポイントとなる。
ただのアクション映画と思ったら大間違い。随所に「人としてどう生きるか」という問いが散りばめられている。6月28日(金)に公開予定の『神と共に 第二章:因と縁』も見ずにはいられない。

 

写真説明

『神と共に 第一章:罪と罰』
(2017年/韓国/140分)
2019年5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

「誠実に生きよう」本気でそう思う一本!

『リトル・フォレスト 春夏秋冬』

© 2018 Daisuke Igarashi /Kodansha All Rights Reserved.

 

映画あらすじ

恋愛、就職と何一つ思い通りにいかないヘウォン(キム・テリ)。彼女はあらゆるものを都会に残したまま故郷に戻り、旧友のジェハ(リュ・ジュンヨル)とウンスク(チン・ギジュ)に再会する。

ジェハは、他人とは違う自分だけの人生を生きるため故郷に戻っていた。一方、ウンスクは今も平凡な日常からの逸脱を夢見ている。

そんな二人と共に、自ら育てた農作物で一食一食を作っては食べ、冬から春、そして夏、秋を経て再び冬を迎えることになったヘウォン。こうして特別な四季を送りながら、忘れていた母親(ムン・ソリ)との出来事を思い起こす。

故郷に戻ってきた真の理由を悟った彼女は、自分らしい新たな“春”を迎えるための第一歩を踏み出すが―。

 

公式サイト: http://klockworx-asia.com/little-forest/

 

 

まるで休息時間のような映画に癒やされる

“読んで美味しい”と話題になった五十嵐大介の大人気コミック『リトル・フォレスト』が原作。先の『神と共に 第一章:罪と罰』と比べると一見、地味なストーリーと思われがちだが、韓国では公開と同時に口コミで評判が広がり、150万人を超える観客動員数となった。

料理が一つ一つ登場するたび、お腹は空くが、不思議と心が満たされていく。

 

写真説明

『リトル・フォレスト 春夏秋冬』
(原題:『リトル・フォレスト』 2018年/韓国/103分)
2019年5月17日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマほか全国ロードショー

本当の“豊かさ”って何だろう?

text:児玉愛子

しばらくお待ちください


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