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ソウルランタンフェスティバル2016

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ソウルの秋の風物詩「ソウルランタンフェスティバル」開催中!

今、ソウルでは毎年恒例の秋の風物詩「ソウルランタンフェスティバル」が開催中です。
光化門駅前の清渓広場から水標橋まで、1.2kmの水路の上に多種多彩な光のオブジェが浮かび、ソウルの秋の夜を煌々と照らしています。
 

今年のテーマは「歴史が流れる漢江、光で照らす」

「ソウルランタンフェスティバル」は今年で8回目。毎年テーマが異なり、今年は「歴史が流れる漢江、光で照らす」というテーマで構成されました。漢江と庶民の暮らしの歴史の瞬間を、先史時代から現代にいたるまで光のオブジェで表現しました。
 

清渓広場から始まり、水標橋まで時代の流れの順に展示しており、観覧客は歩きながら自然に漢江とソウルの歴史を学ぶことが出来ます。

三国時代から朝鮮時代までの漢江と歴史の瞬間を表現

作品―百済の船
漢江は昔も今も風情溢れる場所でした。ソンビ(学者)達は漢江に船を浮かべては、沿岸の美しい景色を観賞しながら詩を詠んだり、魚を釣って、お刺身にし、お酒を飲むなどして遊んでました。特に朝鮮時代初期には、外国からの使臣の歓迎のため、船の上で詩会を開き、歓迎の宴を開くことも多かったと言います。
庶民は漢江で魚を釣ってメウンタン(魚の鍋料理)を食べたり、魚の粥を食べたりして川の幸を楽しみました。
 

作品名―正宗大王陵行列

孝行心が大変強かった朝鮮時代第22代王「正宗」は、父である悲運の思悼世子の陵に足しげく通いました。父の陵は水原華城にあり、そこまで行くには漢江を超えていかなくてはならず、漁船を結んで、その間に橋を渡し、そこを通って漢江を渡ったと言います。
 

作品名―麻浦の渡船場

渡船場は漢江の水上交通の要衝であり、ここを中心に商業が発展したと言います。代表的な渡船場が麻浦渡船場で、西海岸の漁船は勿論、全国の漁船がここを行き来し、氷が張っている時を除いて毎日、船で賑わい活気のある場所だったと言います。
 

作品名―漢江物語

ソウルランタンフェスティバル2016の最大の見どころ、「漢江物語」という作品は、漢江に架かる31個の橋、国会議事堂などの周辺の観光スポットまで、今日の漢江の姿を細かく再現した作品。全長30mの大型オブジェで、伝統的な韓紙とLEDで造られており、観覧客の視線を引きつけます。

 

清渓川に架かる橋の下には、沢山の色とりどりのランタンがつるされています。ここで、2017年の抱負を書いて、鳥の形をしたオブジェにつるすことが出来ます。

 

 

光のアート、各種のコラボレーションオブジェも見どころ

ランタンフェスティバルには見所が一杯!鐘路2街の下には、幻想的な世界が広がります。

 

米サウスダコタ州の「ラシュモア山国立記念公園」の彫刻、日本青森県の「ねぶた祭り」の不動明王像など各国の名所を再現したものもあります。

 

一際多くの人の視線を引きつけたクリスマスツリー。良くみると、全て韓国の化粧品のボトルで作られています。ブランドも様々で、韓国の「美」への意識を感じられる作品です。

 

豪華絢爛なソウルランタンフェスティバル!

ソウルランタンフェスティバルは11月20日まで、午後5時から夜11時まで毎日行われています。もし、この期間にソウルに来られる方は、ソウルランタンフェスティバルを見逃さないようにチェックしましょう!

しばらくお待ちください


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