こりあらーむ

カテゴリー

韓国伝統酒を無料で試飲できるところ?

カテゴリー

韓国伝統酒について無料で学んで飲める伝統酒ギャラリー

お酒が好きな人に、絶対オススメしたいスポットがあります。

仁寺洞のサムジキルの向かい、細い路地を入って60m右側建物1階に伝統酒ギャラリーがあります。

こちらで韓国伝統酒の簡単な講義と試飲が無料で体験出来ます。

伝統酒試飲会は毎日行われており、なかでも木曜、土曜、日曜は、日本人の伝統酒ソムリエから講義を聞くことができます。

伝統酒ギャラリーとは?

伝統酒ギャラリーは、韓国を訪れた外国人観光客を対象に、韓国伝統酒の紹介するために設立されました。“韓国伝統酒の味と粋、そして文化としての価値を人々に知ってもらうための場所です。”と紹介パンフレットにあるように、韓国伝統酒の魅力を五感を通して学び感じられる場所です。

 
ギャラリー内はモダンなBARのような雰囲気。棚には各種伝統酒が陳列されており、購入が可能です。
伝統酒ギャラリーでは、伝統酒の常設展示や無料体験プログラムのほか、伝統酒関連の情報提供、ホテルや外食業界向けの伝統酒コンサルティングなども行われています。

無料で伝統酒を色々試飲できる “テーマ付き伝統酒試飲会”

テーマ付き伝統酒試飲会は、マッコリ、薬酒(ヤクチュ)、蒸留酒、韓国ワインの試飲を伝統酒専門家の解説付きで無料で体験できるプログラムで、参加には事前予約が必要です。

毎月テーマに沿って試飲する伝統酒が変わります。3月は春の伝統酒、花をテーマにした伝統酒が用意されるようです。

 

伝統酒の試飲に入る前に、韓国伝統酒についての講義を10分ほど聞くことが出来ます。

講義では、韓国伝統酒の4つの分類(マッコリ、薬酒、焼酒・ソジュ、韓国ワイン)のそれぞれの酒造工程と、特徴について学びます。

マッコリが安いのは、文化を守るために酒税が5%しかかけられていないからという知られざる事実や、韓国でお酒を意味する“スル”という言葉の由来など思わず「へえ~!」と唸るトリビアを沢山教えてくれます。

今回の試飲は、京畿道のお酒5選!

1本目は、加平郡の松の実マッコリ。

微炭酸で甘い味、松の実の香ばしい香りがし、初心者にお勧めの飲みやすいお酒です。

 

 

2本目は、野生の高麗人参の生マッコリです。甘さ控えめで、人参の香りが特徴的です。

 

 

こちらはおまけで試飲したへチャン生マッコリ。1927年からの伝統ある酒蔵で造られた生マッコリで、酒蔵が日本の家屋であるところも特徴です。お酒にとろみがあり、ドライな味わい。甘いお酒が苦手な方にお勧めの一本だそうです。

 

 

3本目は、100%金浦米を使用した清酒。甘めでさっぱり、癖が無く飲みやすいお酒です。パッケージがいかにも高級そうですが、1万5千ウォンというリーズナブルな価格から、お土産に人気のお酒なのだそうです。

 

 

4本目は、アルコール40度の焼酒(ソジュ)ミルです。度数の強いお酒は舌に乗せず喉に通して香りを楽しむのだそうです。ほのかな穀物の香りが上品です。

 

 

最後5本目は、モル・ドゥ・ソという山ぶどうワイン。スイートワインなので甘口で、渋みが無いので飲みやすい果実酒です。ブルーベリーよりもポリフェノールがふんだんに含まれているそうです。

日本人のなかで唯一の韓国伝統酒ソムリエ 村岡ゆかりさん

伝統酒ギャラリーで解説を行ってくださったのは、韓国伝統酒ソムリエであり、日本人マッコリソムリエ会会長を務められている村岡ゆかりさん。伝統食酒文化研究家として、日本国内で講演や雑誌連載、TV出演の活動もされているそうです。無料試飲会では、伝統酒の難しい専門知識を面白く分かりやすく教えてくれます。

テーマ付き伝統酒試飲会 参加方法

テーマ付き伝統酒試飲会は、毎日1時、3時、5時から行われており、事前にメールで予約することで参加出来ます。なお、木、土、日曜日に限り、伝統酒ソムリエの村岡ゆかりさんの講義及び試飲会に参加することが可能です。

 

メール予約はこちら: soolgallery@naver.com (日本語でメール予約可能)

韓国の伝統酒を見て聞いて、飲んで楽しもう!

写真説明

試飲も良いですが、日本人の伝統酒ソムリエから講義を聞けるところは本当にここだけです!
毎月テーマ毎に扱うお酒が替わるので、毎月このためだけに韓国を訪れる生粋のファンも少なくないようです。
ソウルに来られる方は、是非仁寺洞の伝統酒ギャラリーで韓国伝統酒の魅力にどっぷり浸かってみてください。

しばらくお待ちください


TOP