璽宴

江浙料理のレストラン。シェフは有名なホテルで腕を揮っていた方だそうです。レストランは地下にありますが、そのレストランへ向かう道に大きな鯉の池が、突如目の前に現れるので、とってもびっくりしました。滝もあって、まさに都会の中のオアシスと言った感じ。お店の中に入ると、とっても広くてさらにびっくりしました。モダンチャイニーズ風のインテリアも素敵です。コース料理や平日の昼のランチメニューももありましたが、単品で注文しました。写真入りの日本語メニューもあって、親切です。

蟹黄金塔飯。見ためがとっても素敵ですよね。ハムとカニ、味噌の塩気でしっかりした味付けになっています。カニ味噌のコクはありませんでした。カニの身が入ったあんかけも、黄色できれいですね。こちらのレストランは３個いりの点心も用意しているので、少人数でもいろいろ楽しむことができます。蟹粉湯包かにと肉の小籠包。かにの卵の甘みがおいしい一品。スープもたくさん入っていました。小籠湯包、こちらも味がしっかりしていますが、油っこくはなかったです。私は気に入りましたよ。西湖寶塔肉、芸術的な一品。この形にはどうやって作るのが、不思議ですよね。型に入れて、これを成型するそうです。下には梅干菜が敷いてあります。このパンと一緒に挟んで食べます。そのまま食べても、味はそれほど濃くはないです。脂身も程よいので、食べやすいと思います。狛犬でもでてくるような縁起のいい音楽がレストラン中を流れると、シェフが登場しました。お客さんの前で、何かを作ってくれるそうです。こういうパフォーマンスいいですね。豆沙鍋餅、シェフが作っていたのはこれでした。お店のサービスのアンコが入ったクレープのようなスイーツ。出来立てなので、白胡麻の香ばしさが活きていました。デザートはスイカでした。日本からのお客さんを連れて行ってもよろこばれそうです。江浙料理なのですが、北京ダックもおいしいらしいです。料理を取り分けてくれたり、お茶をおかわりしてくれたり、とっても気がきいていました。お会計８８０元（上記すべて）日本円３０８０円。