サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群

スペインの歴史の中で最も重要な世界遺産を紹介します。その名も「サン・ミジャン・ユソとサン・ミジャン・スソの修道院群」某有名な地球を歩くガイドブックの冒頭にある世界遺産紹介のページで、これらはカスティーリャ・イ・レオン州にあると書かれているのですが、嘘です！正しくはラ・リオハ州です。嘘情報が書かれても観光客に全く影響がないぐらいマイナーな世界遺産で、おまけに名前もややこしい。なぜ世界遺産になったかと言うと、世界最古のスペイン語が書かれた場所だからです！！！今やスペイン語話者は全世界で約４億２千万人。それらの人々の原点がここ、ラ・リオハ州のど田舎にあります！！！スペインや南米に行ってスペイン語に興味を持った方、学習中の方は行きたくなったでしょ？笑実際写真の通り、周りには何もありません。まずは、坂を登るとあるスソ修道院です。ちゃんと世界遺産であるという証拠写真付き。笑はっきり言ってスソ修道院には著名人の墓があるだけで、ここで書かれたはずのスペイン語文献についての資料は何もありません。その下にあるのがユソ修道院です。こちらには文献の資料はもちろん、なんと図書館もあり10世紀の作品なども所蔵されています！有名なスペイン画家ムリーリョの宗教画もあり、内部の装飾も豪華です！きっと誰も行かないと思いますが、ラ・リオハ州の州都ログローニョのバスターミナルからバスで30~40分ぐらいのサンミジャン・デ・コゴーリャという町にあります。是非スペインでやる事も無く暇すぎるという方は行ってみてください！