南大門市場

Namdaemun Market

ナンダイモンイチバ

남대문시장

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韓国の生活を肌で感じ取れる場所、南大門市場!!

韓国最大の総合市場と言えば「南大門市場」。特級ホテルや都心からも近いので、旅行者にも人気のスポット!「南大門市場」は、韓国語では「ナムデムンシジャン」と呼ぶので、「なんだいもんしじょう」ではピンとこない。ここは、よく同じ市内にある東大門市場と比較されるが、東大門よりは都心にあるので、市場の範囲は狭い。とはいえ、約400m四方に、10500軒ほどの店が詰まった巨大な市場である。バンコクにも、チャト チャック市場とよばれる1万軒越えの市場があるが、そちらは平屋のバラックは中心だ。一方、南大門市場は複数のビルを含み、市場としては近代的な方である。 このような市場は、日本には残念ながら存在しない。大通りに近くなると、革製品やフェイクのバッグ類を売る店が、多くなる。店頭の客引きは、流暢な日本語を操って、ビトンありますよとか、ローレックスはどうですかと、店に呼び込もうとする。ここでは、普通では叶えられない欲望を、そして人間の虚飾をたやすく満足させてくれる。世界のセレブにむけたブランドと言う 知と汗の結晶を、あざ笑うかのように庶民のものにする反逆の街だ。他にも、衣類やアクセサリー、食料品、食器、革製品、メガネ、おもちゃ、花、高麗人参、韓国の伝統商品など何でも揃っていて、無いものは無い。 元々、安いこと知られている南大門市場だが、やはり市場に来たからには値引き交渉も買物のうち。賢く値切って、楽しいショッピングを楽しみたい。また、眼鏡屋さん多く、ナント150件あまりのお店があり、値段も安いので、眼鏡の大人買いをしてもお財布には優しい。

韓国の人は、百貨店、スーパー、市場を買うものによって使い分けていると思われる。この市場は、朝はそれほど早くなく、午前7時ごろ行っても,飲食関係の店が開いている程度で、物販は午前9時から10時ころからである。閉まるのは店によってまちまちであるが、20時から22時ころかと思われる。市場という名の、巨大ショッピングタウンといった方が正しいかもしれない。飲食店は、むしろ夕方からの方が活気が出てくるようで、日本人も多いことから、日本語メニュー の看板を掲げる店も多い。メニューのサンプルは、日本であれば、本物そっくりに蝋などでできたものを並べるが、ショーウインドウなどのない市場の店では、店先に本物を並べるので、非常にリアルで食をそそられる。南大門市場は、一般店舗市場とビル市場の二本立てで、一般店舗市場は西半分(ソウル駅寄り)に固まっており、雑貨・食料・青果・鮮魚などが多い。それに 対してビル市場は、C館、D館などと分かれ、東側(新世界百貨店〔シンセゲペッカジョム〕・明洞寄り)に固まっている。ビル市場には衣料品をはじめ、日用品 や寝具、雑貨、花などもある。もちろん。道路上に建っている露店系はいたるところにある想像以上の市場。日本の商店街より、狭い通りに向かいあうように、小さいお店がひしめきあっている。店舗が無く、路上で品物を積み上げているのも当たり前。そんな狭くガヤガヤした通りを行き交う人々と、その人混みを縫うように走る車やバイク。現代の日本ではちょっと目にすることの無い光景だが、ちょっと子連れには危険過ぎるかも。バイクや車が、どんどん普通に走ってくるので一時も気が抜けないと言うのも事実。値段は、交渉次第なのか商品にはほとんど値札が付いていない事もある。でも、市場はどこでもそうだが、人々の熱気と活力を感じ、雰囲気を味わうだけでも良いスポット。

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