基本紹介編集履歴
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単一建物として最も長いユネスコの世界文化遺産
李氏朝鮮歴代の王と王妃の位牌が祀った神宮。
宗廟は1392年、朝鮮王朝を開いた太祖・李城桂が1394年、開成からソウルに都を移し景福宮と同時に東に宗廟を建てた。宗廟は祭礼のための建物であるため、すべての建物が節制されたシンプルな技法から成り立っており、構成・構造・装飾・色彩のいづれもシンプルな美しさを持つ。
「宗廟」として1995年世界文化遺産に登録される。ソウルに二つある世界遺産の一つです。
韓国の単一建物としては最も長く101mもあります。
建物が横に長い理由は、朝鮮王朝が続き、祀る歴代王の位牌が増えて、幾度にわたって建物を横に増築していったためだそうです。
【体験談】
地図を持っていましたが宗廟市民広場を通り抜けて宗廟入り口に行くため、少し迷いました。広場の入り口には宗廟の大きな看板があるわけではないので…
宗廟は、李氏朝鮮王朝の歴代国王とその王妃の位牌を奉る祀堂です。
日本の寺院のような規模とは異なり、時の権力の象徴を表すような大きさですので歩く距離は結構なものです。すべてじっくり観るのであれば1時間以上を要すると思います。
韓国には世界遺産がこの宗廟と昌徳宮(チャンドックン)の2つあります。
正門の前は広場になっているんですが、ここには多くの高齢者の方たちが集まっています。宗廟の中にも沢山の高齢者の方たちが…その理由は、ここは60歳以上は無料で入れるそうなんです。
宗廟は木々に囲まれていて森の中を歩いている感じです。マイナスイオンがいーっぱい出てる感じで、歩いていてとても気持ち良かったです。ソウルはとっても人の賑やかな街ですが、宗廟を歩いていると街中にいるのを忘れてしまうような場所。ショッピングや美味しいものを食べるのも良いですが、今回のソウル旅行で世界遺産を巡ることが出来て本当に良かったと思ってます。
入場料1000Wを払い、見学。明後日の5月4日は、この宗廟の祭礼のようで、準備が行われていました。毎年5月の第一日曜がこちらの祭礼の日みたいです。
こちらも中は広くて立派なのですが、広くて疲れる~。途中で階位を示すのを見つけて、チャングムのドラマを思いだしたり。宗廟からは昌慶宮へ陸橋で繋がっており、同じチケットで入場出来るので、ひたすら散策。
【イベント】
年に一度、宗廟祭礼の日があり、本当の李氏一族が集まって行われる儀式で500年以上の伝統が維持され続けているというだけあって、荘厳な雰囲気の中行われます。