基本紹介編集履歴
9/16
大韓民国指定宝物第1号に指定された興仁之門
1398年に城郭都市ソウルの東西南北の入口の一つとして建設され、李朝末期の1869年に改築されました。もう一つの現存する門である南大門と同様に、門の回りには市場や屋台、露天、そして最近ではショッピングモールが建ち並んでいます。
東大門の正式な名前は、「興仁之門」。1398年に城郭都市ソウルの東西南北の入口の一つとして建設され、李朝末期の1869年に改築されました。もう一つの門である南大門と同様に、門の回りには市場や屋台、露天、そして最近ではショッピングモールが建ち並んでいます。
広域電鉄1号線の北の終点・議政府北部行きの電車に乗ると、次のソウルからはしばらく地下鉄区間です。途中市庁(シジャン)、鐘路5街(チョンノ-オ-ガ、日本風に言えば鐘路5丁目、といった感じか)を経て10分ほどで東大門(トンデムン)に到着です。東大門と、清流が甦ったという清渓川を少し散歩しに来ただけだったのですが、お店を見て回って時間を潰しているだけでも何となく楽しそう。
この東大門の特徴は、門の外側に半円状の外壁があることで(「甕城」というそうです)、門の正面には、正式名の「興仁之門」の額がかかっていて、門を取り囲むようにロータリー状の交差点になっています。街自体は昔からの市場があるところなので、川沿いのショッピングモールを除けばちょっと古びた感じもするのですが、それでもこの門、とりわけ石造りの外壁には、突然地下から現れた遺跡のような不思議な質感がありました。