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最近、流行のフュージョン料理かと思ったら「チャングムの誓い」の料理監修された先生プロデュースのお店。国宝級の料理人がオーナーです。
もっとも伝統的なレシピのお店を作りたかったそうだ。
お料理はこれ一人前。これ以外にも一杯出てきます。
見たとおり韓国料理にしては味も薄味。王様の健康を考えて作られたお料理です。
普通のところでコースできれいに盛り付けられていてもあまり美味しいとは思わなかったけど、ここは美味しい。
景福宮の中の民俗博物館を出て、昼ご飯に向かう。
前日予約しておいた『宮宴』という高級韓定食のお店。
景福宮の東側一帯は三清洞といって、おしゃれな街として最近注目されている。
現代的な躍動感のあるオシャレさではなく、伝統を守りつつも高級感を出した雰囲気だ。
宮宴の前の車道を渡ると「北村」といわれる地域になる。
韓屋を保存しようとしている地域で、私設博物館やゲストハウスなどに使われていたりする。
昔の貴族(両班)が住んだ地区・高級住宅地にあたるそうだ。そうでありながらもなんだか懐かしい下町の趣があり、最近のガイドブックに必ず載っている。冬ソナの中央高校もこの一帯、北のつきあたりにある。上り坂なのでちょっと大変ですよ。
さて『宮宴』だが、外観は2階建てのコンクリートの自社ビルだ。前に庭があり、小さな階段を上がってお店に入る。予約してあったのですぐに通された。
1階のフロアにいた3、4組のお客は全員日本語を話していた。個室では韓国人の家族?が食事をしているようだった。何か慶事があったのだろう。
まず前菜(九節板をあらかじめ巻いてくれたもの)マスタードをつけて食べる。
このスープもなんだか不思議な味。
ウエートレスの女の子は日本語できる。母が「何のおダシ?」と聞いていた。「オダシ」がわからなかったらしく、「ダシ」に「オ」が付いたものだと教えてあげた^^。「ユクス(牛肉のスープ)です。」ということだった。
見た目もきれいで味付けも上品。九節板はあまり多いと飽きるのでこの程度でいい。
チャプチェは目の前で混ぜてくれる。その後、またチャプチェに似た冷菜。
お皿が3品出て、もう終わりかと思ったら、そうじゃなかった。薄味好みの母が美味しいと言ってました。
夜は76000ウォン~と高いので、ランチにしましたが、ランチでも量的に十分満足できるし
上品なお味で良かったですよ。
33000ウォンのランチでした。(税・サービス込み)当時(2月に両替した時)のレートで2200円、今のレートで2400円ほどです。普通の韓定食に飽きた方にもお勧めです。牛カルビよりも高い値段だけど、食べる価値あると思いました。