ハホイ

ハノイ市内のレストラン「ハホイ　ＨＡ　ＨＯＩ」はﾍﾞﾄﾅﾑ料理のお店。入り口はこじんまりしていて見落としそうなので注意。ちょうどクリスマス前だったので、クリスマスっぽい装飾もしてあった。入り口は狭いのだが、中はそれなりの広さがある。

お客さんはベトナム人と外国人と半分半分ぐらい。日本人のグループも見かけたが、観光客というよりは地元日本企業の接待のお食事会といったかんじ。またこの日はハホイレストランオーナーのお誕生日会ということで、奥の広めの個室ではお誕生会が開かれてもいた。

お料理はビールのみながらのため、つまみ系もあわせて注文。スープは蟹とアスパラのスープ。定番生春巻き。ハホイの生春巻きは他のお店とちょっと違って包んでいるライスペーパーが分厚くふるふるしている。半透明の薄いものではなくて、よく飲茶で出てくる「腸粉」みたいな皮。このお店の名物だそう。もう一回味を確かめるべく、２皿目を注文。揚げ春巻きはやっぱりビールと一緒が美味しい。続いて鳥のから揚げ。半身か一羽か選べる。頭も揚げた状態ででてきたのにはびっくり。頭はどう食べて良いかわからず残してしまった。あとはパパイヤと牛肉のサラダとチャーハンとデザート。これで大体、３人で４０００円弱。英語メニューもあり、英語を話せるスタッフもいるし、お店の雰囲気も和やかにお食事が楽しめるのでお薦め。味ももちろん、美味。通常、キャッシュもカード払いも伝票どおりの金額を支払い、席を立つときにチップをレシートをはさんで出てくるやつに挟んでお渡しするのがほとんど。このときもいつものようにお会計を渡したら金額を確認したテーブルを担当してくれていたウェイトレスが明らかに不満顔。お釣りとレシートを持ってきたときも「Ｔｈａｎｋ　ｙｏｕ」といいつつちょっと強張っていたが、チップを挟んで私たちが席をたったとたんに満面の笑みになり、出口までお見送りしてくれた。