基本紹介編集履歴
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マレーシア発の世界遺産
①現地でオプショナルツアーを見繕う。キナバル山トレッキングをするなら1日では無理そうだとわかり、泣く泣く手を打ったのは、ワンデイトリップ。「KinabaluPark&PoringHotSpringTour」。キナバル山を眺め、キナバルパークで熱帯雨林をちょっと歩き、日本兵が見つけた温泉へ行くというツアーだった。(≡^∇^≡)ミニバスに乗って総勢20人ほどに現地人ガイド1人が付いたツアーであった。しっかり舗装された道をバスは順調に走り、どんどん山道に入っていく。途中、ビューポイントだといって、バスを降ろされる。見ると確かに眼前にキナバル山が堂々とくっきりとその姿を空に描いていた。↓キナバル山はマレーシア最初の世界遺産。標高4095.2m。富士山より高い。Σ(・ω・ノ)ノ!「花崗岩の男装が織り成す頂上付近は、しばしば霧や雲に覆われ、荘厳なキナバル山の神秘をより際立たせています。」とパンフが謳うように、雲より高い山であった。大昔には、「カダザン・ドュスン族の人々には、"アキ・ナバル”(先祖の霊が眠る地の意)と呼ばれていた」らしい。人々は昔から山に霊性を見るのだなぁ。美しい山の姿はよいけれど、足元の叢は悲しかった。ゴミだらけ。途中、NabaluMarket(ナバルマーケット)なるマーケットに寄った。手工芸品や農産物、土産物が売られている。しかし、どれも、いったいいつから並べているの?ってくらい埃っぽくて、お土産にはちょっと……という感じ。(しかし、キナバル山の模様やら、ラフレシアの模様やらがプリントされた、“いかにもキナバル土産”になるTシャツは、ここにしかなかった。後で街中の店で探しても、とうとう“いかにもボルネオ”という模様のTシャツは見つけられなかった。買うなら、ここだった!)↑こういう所で売られているバナナは現地の採れ立てバナナでさぞ美味しいのではないかと思うのだが、腹を壊しては困るので、いまだに試したことはない。美味しそうだなぁ。沢山のバナナ。ここで売れ残ったバナナは、後で町で売るのかな?それとも店の人々の食事になるのかな?↑デコボコした塊は生姜だった。こちらの人の生姜の消費量は相当なものなのかもしれない。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ↑ハンディクラフトということで、カゴやら食器やら楽器やら、色々なものが並んでいたが、孫の手まであった。しかもラフレシアの絵入りなのが、ボルネオ島っぽい。でも、掻き心地があまりよくなさそう。
DayTripToWorldHeritage②お次にツアーバスが止まったのは、Mt.KinabaluBotanicalGarden。植物園であった。おお! いよいよ熱帯雨林だね! と、ワクワクして入っていったが、中は意外にすっきりと整えられていてた。植物は確かに熱帯雨林性独特な様子だが、全体「ジャングル」などという感じはまったくなく、トロピカルできれいなお庭という感じ。(・・;)ボルネオの植物群の中に入れば、たちまち湿気でじとーっと濡れ、空は木々に蔽い隠され、陽は遮られ辺りは薄暗く、歩を進めるたびに小枝や草々が目先を霞め、気がつけばヒルが張り付いていて……? などと想像していたが、ここは、まだまだそんな世界ではなかった。観光客用のお手軽な遊歩道だ。┐( ̄ヘ ̄)┌↑歩きやすく整えられた、木漏れ日も気持ち良い歩道。↑所々に小さな小川が流れている。水は透明。山に濾過された美しい水なんだろうね。↑背の高い木々は、さすがに熱帯樹の貫禄がある。熱帯ムードムンムンである。↑樹に寄生しているらしい何とかという植物だとガイドさんが説明すると、ツアーの皆がワイワイ写真を取り合う。だから、どうしても他の人がフレームに入ってしまうのであった。あんた、邪魔、どいて! とはなかなか言えないものである。(お互いさまだし。)ヽ(;´ω`)ノ↑細い筒か思うほど、葉っぱをみごとにくるくるっと巻いて収めている植物。この植物は私より器用だ。間違いない。どうしてこんなに見事にくるくる丸められるのだろう。( ̄□ ̄;)やがて、「くるくる」を解いて葉を広げる瞬間を見てみたいものだ。(´艸`)↑この葉は人間が傘にする……とかなんとかガイドさんは説明しているようだった。しかし、このガイドさん、始めから相当やる気がないみたい。目が死んでいる……と思ったのは、私だけ?質問しても答えは結構おざなりだったし。↑一番沢山咲いていた花。ミッキーマウスフラワーと呼ばれているそうだ。「ミッキーマウスみたいでしょ?」って。うーむ……。(^_^;)言われればそう見えないこともないが……。スミレの一種なのかしらん。可愛らしい花であった。↑濃いピンクの粒粒が花のように見える植物。この粒粒が段々色が変わってくるのだそうだ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ↓↑ガイドさん曰く、「ピンクは酸っぱい、黒いと甘い。黄色は毒ね。」Σ(・ω・ノ)ノ!黒くなった後に黄色くなるのか、黄色い別の種類があるのかは判然としなかったが、植物の世界、人間にとって甘い恵みを与えてくれるかと思えば毒もあるのだよね。浮かれて下手に植物に触らないようにしよう……。たま~に植物に説明を施してくれるが、基本的に遊歩道をさっさかさっさか歩いていく。名前も分からないまま、せめて写真を、と撮りまくる。↑意外と花開いているものが多い。小さな花びらがチュルリとして、艶々。どれも小さな蘭系の花に見える。↓↑面白い。面白い。↓↑もう「おみごと!」としか言えない。素晴らしい幾何的美を感じる。↓↑「ファンの樹」。ガイドさん曰く、「ゴリラのベッド」。この樹の広がった葉の上でゴリラが寝るらしい。安全だから。(=◇=;)ってことは、この辺にゴリラが住んでいるのか? なんて一瞬聞きたくなったが、こんな遊歩道にいるわけない。┐( ̄ヘ ̄)┌ってか、ボルネオにゴリラなんて棲息するのだろうか?オランウータンならいるだろうが……。ゴリラ用の樹だけ生えているということなんだろうか?↑橋の架かったやや大きめの川は、岩に砕け逆巻き走る。激しい流れであった。↓キナバル山、豊かな水に守られた山なのであるね。(。-人-。)途中、ボルネオで有名な植物、「ウツボカズラ」(食虫植物)も見た。が、途中にあるラン栽培所のようなところに育てられている小さなもので、写真に上手く写らなかったので、絵葉書でご紹介。↓↑蓋付きコップのような奇妙な形をしている花だ。サルが中に溜った水を飲むので、「MonkeyCups(モンキーカップス)」とも呼ばれているらしい。サルが生ジョッキを空けるように、この花を掴んで「ぐぐぐっ、んぱーっ!うめ~!」とやってるところを見てみたいものだ。(-^□^-)「ピクチャプランツ(pictureplant?)」とも「ナペンタス」とも言うという。「なぺたす? なんぺんたく? 何だす?」聞き取れないまま、何度か聞き直して必死にメモする私のメモ帳に、ガイドさんは、「Nepenthes(ナペンタス)」とアルファベットを書き込んでくれた。なんだ。意外と親切じゃん。今日はよっぽど疲れているから、説明に力が入らないだけなのかね?(* ̄Oノ ̄*)その後、現地で植物の本を買ってきて、確認したら、「Nepenthesgymnamphora,apitcherplant」とあった。確かに「ナペンタス」だ。でも、「pictureplant」は聞き間違いで、ガイドさんは「ピッチャープランツ(pitcherplant)」って言ってたんね。「ピッチャープランツ」……納得! 確かにこの花は「ピッチャー」だ。(-^□^-)





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