基本紹介編集履歴
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香港飲茶の老舗蓮香楼
このお店はいまだに旧いスタイルのワゴン式です。
内装のレトロな雰囲気と、活気ある店内、飲茶のおいしさと三拍子揃ったこれぞ香港という大好きなお店です。値段もリースナブル!
飲茶の定番!蝦餃(海老蒸し餃子)皮も中身もぷりぷり。糯米鶏(蓮の葉包みのちまき)大好物です、腸粉(広東式クレープ包み)、蓮容包(蓮も実餡の饅頭)甘くておいしです。南乳猪手(麹で醗酵させた豆腐で味付けた豚足)これも好物、まず日本では食べられません。千層コウ(蓮の実餡のミルフィーユ)叉焼包(チャーシュウ饅)甘辛の叉焼とホクホクの皮、香港に行ったら必ず食べます。このほかにも、あれもこれもとワゴンから取って、食べきれなかった分はお持ち帰りしました。
香港島にある「蓮香楼」というお店。80年もの長い歴史を持った名店ということで、店の造りやスタイルなどに昔からの雰囲気が残っているそうです。
店に入ってみましょう!いきなりすごい混雑です。日曜日の午前中なのですが、とにかく人で満席状態です。人ばかりで、テーブルが見えません!
店の人が席を案内してくれるわけもなく、どこか空きそうな席の近くで恨めしそうにテーブルを見つめているしかありません。
この店の注文方法は昔からのスタイルを続けており、出来上がった点心をおばちゃんがワゴンに載せてテーブルの周りを回ります。
何か点心の名前を叫びながら周っているのですが、店内は混雑でざわついていて何を言っているか全く聞こえません。なのでおばちゃんが近くを通るたびに、ワゴンの中を見せてもらいました。また人気のある点心などは、おばちゃんが周ってくるのを待っていると売り切れになってしまうこともあるので、こちらからおばちゃんに突進して目当ての点心を手に入れることも!
さすが人気店、どれもこれも本当に美味しく感涙モノでした。飲茶といえば、お茶で始まりお茶で終わるというくらい、お茶が大事なアイテムです。おじさんは、各テーブルのお湯がなくなった急須にお湯を追加で注いでくれる大事な役割なのですが、突然何の前触れもなく、座っている客の頭の位置あたりから、急須めがけて勢いよく熱湯を注ぎます。当然、周辺にはお湯のしぶきが飛び散るのですが、慣れている香港人は全く動じません。