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歴史ある急勾配の路線
ピークトラム英語ではThePeakTram広東語では山頂纜車。
ピーク・トラムは香港島の中でも標高が高くて、涼しい所に住む主に英国やその他の欧米人の為に造られました。
開通は1888年5月30日で、もちろん当時は観光用ではなくミッドレベル(半山區)やピーク(山頂)に住む欧米人用だったのです。
なにしろ、欧米人とそこに住み込みの中国人以外はミッドレベルより上には行ってはいけなかったのです!理由は衛生面というのだから植民地というのはすごいですね〜現在では夜景で有名なヴィクトリア・ピークへの観光鉄道となっています
開通当時はグリーンの地味な車両でしたが1989年から現在と同じようなワインレッドの車両に変わりました。
山頂海抜は397m花園道駅〜山頂駅の間の距離は1.4kmで標高差363mを約10分で結んでいます。山頂纜車有限公司が運営。斜度は最大27度で、2両編成の運行です。
通常ケーブルカーは傾斜を登る都合上平行四辺形なのが一般的みたいですが、このトラムは長方形を組み合わせた形状をしています。また、内部も傾斜に合わせて階段状にせず斜めになるので、かなりおしりに重さがかかります前回もお伝えしたように、かなりの急傾斜を移動するので谷間か斜めにたおれたように見えるビル群の景色はド迫力の不思議ワールドです。
昔のビクトリア・ピークの様子この頃には、高層ビルは殆ど無くて、山深い感じですね昔のスタチュー・スクェア(皇后象広場)現在は立派なビルが立ち並んでいるこの辺りもあまり建物が無かったのですね。
香港には様々な歴史がありそうなので調べてみるのも面白そうですね。