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Feria des Vendanges

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petitefranceさんのMyノート

2010-11-26 11:15 編集

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心してね。今日は長いわよ。このブログ、去年の3月から始めているのですがね、私がフランスに滞在していた最初の1年半のことはほとんど書いてないのですよ。その中でも旅行の話なら、これから行ってみたい人や行きたいけど余裕がないという人には役立つかしらと思ってねブログに載せようかと。あの頃は、南仏のモンペリエというところにいましてね、お金と相談してはちょこちょことモンペリエから日帰りで行ける街を小旅行していました。その頃、モンペリエから遠い他の街へ引越しする友人がいまして、折角なので最後にアヴィニヨンへ行こう。ということになったのです。アヴィニヨンはモンペリエから電車で1時間半くらいのところにあり(位置的には右上)、未だに街が城壁で囲まれている中世の面影を残した私好みの街でした。私と友人のRさんはいつも貧乏旅行派でしてね、、、節約できるところはする、足をのばるせるところまでとことん進む派でもありまして、Rさんとの旅行はいつも想い出がたくさんでした。今日は、そのアヴィニヨンの日帰り旅行の記憶をたどります。日帰り旅行ということもあり、朝7時半ごろのTGVに乗りました。朝ごはんはもちろん持参で。Rさんはクロックムッシューを作ってくれて、私はオニオンタルトを作りました。アルミホイルたくさん!車内での朝食です。はははおやつにはビスコッティを持っていきました。アヴィニヨン駅に到着したのは朝の9時。駅のすぐ目の前には城壁がありました。両脇に城壁が立っているのが見えるでしょ?この間を通って街の中心へ行きます。旅行をしていていつも一番先に探すところ、、、それは小文字のiのマークのツーリストインフォメーション。そこで無料の地図をもらってから散策を始めます。地図にはお得なクーポン券もついていることがあるし、インフォメーションではお勧めの場所や行きかたも教えてもらえるのでとても便利です。私たちは地図を手にして一日の行程を決めました。地図には市街地の他に、街の横を流れるローヌ河を渡った先まで載っていました。なにやら、市街地以外にも塔や城塞があったのです。地図に載っているってことは、そこまで歩けるってことよね?という解釈をして、距離感をつかめないまま、午前は市街地から離れて散策することにしました。写真は、橋を渡っている最中に街の方を振り返ったときのもの。対岸まで行き、最初に目指すのは、こちら↓「フィリップの塔」です。16世紀の建築物だそう。入場券を買うと上まで登ることができます。一番上まで登ると、そこからの景色はとても素晴らしかったです。目の前は大きな穏やかなローヌ河。河をはさんだ向こうには市街地が見えます。見える?「敵がやってきたぞ!市街地へ馬を走らせるんだ!」鎧を身にまとった中世の時代にタイムスリップしそうでした。河と逆の方向を見ると、、、遠くに城塞が見えます。そう、次の目的はあそこ。城塞へ行く傍ら、町の中も散策しました。日差しがとっても強く暑かったのが予想外で、Rさんとコンビにを探して飲み物を買いました。町はとても静かで穏やかでした。照りつける日差しが「ほらね、ここは南仏だよ」と主張しているようでした。城塞へ着いたら、お昼休みが始まってしまったところで、その間は中に入れないとのこと。来たー、でたー、昼休み! フランスはね、お昼になると、お店を閉じたり営業しないところが多いんですよ。歴史的建造物の見学場所でもそんなところがあるとは、つゆ知らず、、。「どうする?閉まっちゃったよ。」「でも、ここまできたら入りたいよね。」「帰りの電車の時間平気かな?19時とかだよね?」「最終電車何時か知ってる?」「あっ、23時の最終電車を発見しました!!」ということで、お昼休みが終わるのを待つことに。暇だったので、城塞の周りを散策することにしました。城塞の裏側にやってくると、一面黄色のお花が咲いていて、高台にある城塞からは町やレンガ色の家々が見渡せました。昼休みも終るころ、城塞の外には私たち以外も待っている人がいました。案内所で、城壁内の地図をもらってルートを書いてもらいました。城壁内は地図がなくても迷うことながないくらいに小さかったです。別料金払えば入れる庭がありましたが、私たちはスルー、、、。お土産屋やレストランというものはなく、城壁内はとっても静かでした。城壁の半周くらいは城壁の上に登ることができました。改修工事もされていて足場は安全です。城壁の内側はこのような見張りになっています。「敵がすぐ側まで来てるぞ!!この穴から威嚇射撃だ!」城塞見学も満喫し、Rさんと「アヴィニヨン、かなりきてるね。あー、来て本当に良かったよ〜」。って、まだメインの市街地を見学してないのですがね。そのくらい、対岸の歴史的建造物や町並みや雰囲気が胸に響いたのですね。でもRさんとは感動のつぼが似ていたのかもしれません。ということで、市街地へ戻り、早速向かったのは「法王庁」。14世紀はじめ、ローマ法王がこの地に法王庁を建たそうです。そのせいか、この建物の雰囲気はフランスっぽくありませんでした。この中も見学できて、上まで登ると街が一望できます。法王庁から出た後は、その周りを歩きました。岩を切ってできた道?迫力満点です。 電車を終電にしたので、夕飯を取った後は夜の街を散策です。夜の街は昼間の雰囲気とは打って変わり観光客も減って、とっても静かでした。夜の標識。私たちをどこへ連れて行くの?一歩、道を入ると、、、これこそ中世にタイムスリップしたみたい。街を後にして、朝通った街の城壁を抜けました。終電は23時発。しかし30分の遅れで電車が到着し、私たちがモンペリエに戻ったのは深夜1時過ぎでした。 アヴィニヨン、「いや〜、行ってよかったね!!」「日帰りでこんなに楽しめたし!!」また行く機会があればもう一度行きたいところです。街もよかったですが、対岸まで足を伸ばすのも、田舎のフランスを垣間見れて新たな発見でした。ちなみに、アヴィニヨンの歴史地区は1995年にユネスコの世界遺産に登録されています。こちらアヴィニヨン観光局のHPはこちらです。

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