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クラブ・ラウンジは「ホテルの中のホテル」
ザ・リッツ・カールトン北京セントラル・プレイスのクラブ・ラウンジはガーデン側に 位置していて、窓の外にはちょっとした緑が広がっている。これはガーデン・ビューの客室から見る景色と同じ。「ガーデン」と名が付いているものの、ガーデ ンというよりはホテルのエントランス(左に見えるエントランスは、JWマリオット北京)。やはりコンラッド東京の浜離宮庭園が見えるガーデンビューとは比 べられない。
ザ・リッツ・カールトン北京セントラル・プレイスでは以下のような時間にドリンクと軽食サービスを楽しむことができる。今回、午後1時のチェックイ ンから翌日午後4時のチェックアウトまで計27時間思う存分クラブ・ラウンジを満喫することができた。
朝食
午前 6:30 - 午前10:30
軽食ランチ
午前11:30 - 午後 1:30
アフタヌーンティ
午後 2:00 - 午後 4:30
カクテルアワー
午後 5:30 - 午後 7:30
スイーツ&アルコール
午後 8:00 - 午後10:00
まずランチは、ベーグル、サンドイッチ、魚料理、サラダ、ケーキなど。アフタヌーンティは、スコーン、サンドイッチ、フ ルーツポンチ、ヨーグルト、ケーキなど。カクテルアワーは、フィンガーフードとケーキ など。スイーツ&アルコールは、ケーキなどが用意されていた。その他、いずれの時間帯にもフルーツ、クッキー、キャンディなどがまるでインテリアの一部の ようにところどころに飾られて、遊び心が感じられた。
少し期待はずれだったのはアフタヌーンティのスコーンと朝食の種類。スコーンはちょっと想像していたものとは違い、うまく言葉で表現できないけれ ど、少し アレンジされたものだった。朝食はコンチネンタルブレクファストなので、卵料理がなく、全体的に種類は少なめだった。温かい食べ物としては、ソーセージや ベーコン、中華料理の点心などがあった気がする。とはいえ、クラブ・ラウンジで一日中飲み食いできることを考えれば、あのくらいの朝食の量でも十分。
クラブ・フロアは絶対にオススメ。リッツとはいえ、中国のリッツなので、宿泊前は過度な期待を抱かないようにしていたけれど、 実際泊まってみると、ここのクラブ・ラウンジはスタッフのサービスにしても料理にしても共に大変満足のいくレベルだった。東京や大阪のリッツにはまだ泊 まったことがないけれど、それらと比べても決して遜色ないのではないかと思う。
隠れ家的なフィットネス・センター
地下にフィットネス・センターがあったファイナンシャル・スト リートのリッツとは対照的に、ここは最上階の17階にスパ&フィットネス施設が設けられている。クラブ・ラウンジではよく欧米人が食事している姿を見かけ たけれど、ここのフィットネス・センターでは宿泊中結局一度も他のゲストと顔を合わせることはなかった。本当に静かだった。
ジムとス イミングプールはどちらもクラブ・フロアの客室と同じ方向を向いていて、窓から見えるのはいわゆるシティ・ビュー。正確には新光天地とマンション・ ビュー。景色については、大気汚染で空気がひどく濁っていて、すぐ近くにある建物さえクリアに見ることができないので、期待することはできないけれど、そ れでも窓のあるジム&プールはやはり開放的で気持ちが良い。
ジムは主にランニングマシーンが中心で、その他のトレーニングマシンは少なめに感じた。ホテルに宿泊して本格的に運動する人は少ないかもしれない。
一 方、プールは素晴らしかった。中国なのに水が透き通っていたことにまず感動。水温もちょうど良かった。プールの外にはちょっとしたテラスのようなスペース があり、外に出られるようになっている。繰り返しになるけれど、残念なのは、外の空気もそこから望む景色もあまりそこでくつろごうという気分にさせてくれ ないこと。