グレート・オーシャン・ロード

Great Ocean Road

グレートオーシャンロード

Great Ocean Road

お気に入りに追加:1
トラベルノートページへ戻る

編集履歴

1/1

 

■グレートオーシャンロードへ入る前にアーチ手前のベルズビーチベルズビーチ
サーフィン発祥の地。有数のサーフポイント。道路は、そのまま進むと、 グレートオーシャンロードへと通じています。まずは、GORアーチ手前のベルズビーチに停車しました。ここは、オーストラリアでも有数のサーフポイント で、毎年3月末にサーフィンの世界大会も開催され、サーファーにとっての聖地のひとつだそうです。遠くを眺めると、サーファーたちがぷかぷか浮いているの が見えました。波待ちをしているゴマのようなサーファーたち。ツアー客は、興味深げに、様子を見ていました。展望所にて良く整備された環境整備された駐車 場には、サーファーの車がいっぱい。立派なトイレもありました。心得たサーファーたち私たちツアーのバスは、メインの駐車場に駐車しています。サーファー たちは心得たもので、メインではなく、そのサイドにある駐車スペースに車を止めていました。これがサーファーのマナーだと思いました。グレートオーシャン ロードに入る前に立ち寄った場所は、ベルズビーチでした。展望台からは。美しい波やサーファーたちの動きが手に取るように観察できました。私にはわかりま せんが、波待ちをしている時も、ボードに乗っている時も厳格なルールやマナーがあると聞きました。感心したのは、駐車場でした。日本では、あまりマナーが 良いとは言えないサーファーもいるようです。徳島の道の駅はすべてサーファーの車で占拠されています。しかし、土地の広さが違うとはいえ、ベルズビーチで は、サーファーたちの心得た駐車場マナーと共に、この世界的なすばらしいサーフポイントを守り続けているのだと思いました。

 

 

 

 

グレートオーシャンロード (GOR)アーチをくぐると、最初はアングルシー
アーチは、グレートオーシャンロードのはじまりこのアーチから、グ レートオーシャンロードはスタートします。この道路は、ビクトリア州の西海岸、約290kmに渡って続いている、美しい海岸道路なのです。アーチをくぐっ てしばらく走るとアングルシーの街に入ります。ここは、グレートオーシャンロードの東端にある人気のシーサイドリゾートです。ホテルは一年先の予約も既に 満杯だそうです。魅力的な海辺のリゾートが海岸に沿って約5キロにわたって広がっています。アングルシーの海岸もサーフポイントです。非常に長く続くきれ いな波でした。グレートオーシャンロードの、最初の見どころとまではいきませんでしたが、オージーに大人気のシーサイドリゾートということでした。美しい 海岸が延々と続く、非常に風光明媚なところです。このようなところは、日本でも同様ですが、サマーシーズンともなると大賑わいになります。ここアングル シーは、オーストラリアの中でも特に人気が高く、来年の予約をして帰る人が多いそうです。したがって、アングルシーのホテルはどこも予約が困難だそうで す。ツアーのガイド兼ドライバーさんがいっていました。

 

GORの始点のアーチ

 

アングルシーの海岸もサーフポイント

 

 

ローンのビーチは、こんな風景白いきれいな砂浜の海岸が続きます。
遠くには松並木もあり、波も高くなく、サマーシーズンの賑わいが思い浮かぶよう でした。大きな芝生公園人が入らない芝生には、写真のような小さな白い花がたくさん咲いていました。こんな鳥も飛んできました。メルボルンのカラスは白黒 カラスもの欲しげにこっちを向いてサンドイッチを頬張っていると、どこからともなく、野鳥が飛んできました。見ているとこっちへドンドン近づいてきます。 私たちの直ぐ前で、物欲しげにこっちを向いています。パンを少しちぎって投げてやると急いで食べてしまいました。またこっちを向いています。 Australian Magpie/カササギフエガラス。オーストラリアのカササギという名前がついているこの鳥はスズメ目カラス科の鳥で、ヨーロッパからの移住者が、ヨーロッ パのカササギに似ているところから名付けられたそうです。キレイな鳴き声の鳥です。体は黒をベースに首の後ろ、羽の一部、尾の一部が白い色をしています。 巣の近くに誤って近づいたりすると、警戒の為に人をつついたりし、時には問題になったりしていますが、オーストラリアでの保護種です。オーストラリアンマ グパイは現在8種類程が確認されています。あまり人間を恐れず、雑食性で虫や木の実などを地面で捜し歩いています。体長は40cm程です。に出ることがで きます。今は、誰もいませんでしたが、サマーシーズンには楽しめるビーチです。また、ここでも、野鳥がやってきました。メルボルンの野鳥は本当に人懐っこ いですね。何か食べているとやってきます。市内の公園でもそうでした。人も鳥も違和感なく共存していました。しばらくの間、また旅に出ようと思っていま す。帰ってくるのは2ケ月後です。またしばらく、ブログもお休みさせていただきます。よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

■12使徒の岩感動の大自然 グレートオーシャンロードが通っているポートキャンベル国立公園

12使徒(TheTwelveApostles)の岩を はじめとして、砂岩巨石群や断崖絶壁の海岸など、壮大な風景が広がり、見る者を圧倒します。この場所はメルボルンから南西190kmに位置する、ビクトリ ア州にあります。トーケー(Torquay)からアランスフォード(Allansford)までの250キロメートルの海岸沿いです。そしてここは、グ レートオーシャンロード(GOR)の一番の見どころの一つと言われています。西側は12使徒の岩逆光でもなんのその、美しく佇む12使徒の岩中央にある展 望台から、西方を眺めると、12使徒の岩があります。今は、8使徒の岩この岩の数を数えてみると、12ではありません。よく目立つように立っている岩は、 実際は8つの岩しかありませんでした。小さな岩も数に入れると、12あるのかも知れません。東側は2つの岩中央にある展望台から、東方を眺めると、2つの 岩があります。打ち寄せる白い波が非常にきれいでした。12使徒の岩は、波で陸の台地が浸食されて出来上がっています。波が、台地を浸食すると、崖を形成 します。この崖の一部に固い岩盤が混じっていたため、そこだけ浸食のスピードが遅くなり、周囲だけが侵食され残った岩が塔のような形になったそうです。こ の残った高い塔のような岩々に、12使徒の岩という名前が付けられました。 逆光のシルエットで、造形美を楽しむこともできます。  最初の名は「雌ブタ と子豚たち」もともとこの岩々は「Sowand Piglets(雌ブタと子豚たち)」と呼ばれていたそうなのです。しかし、ここを観光地化する際、「ブタと子豚ではさすがにおかしいのでは…」という話 になったそうです。そうして、いろいろ考えて「The Twelve Apostles(12使徒)」という立派な名前を付けられた訳です。ちなみに、12使徒とは、イエス・キリストの高弟達のコトを指します。最初に見た、 12使徒の岩では、その岩はもちろん、自分の目で見ることができる全ての景色に圧倒され続けました。それは、この海岸がもつ造形美と白い波、そして断崖と 岩の色合いが見事に調和し、見ている私たちに強く訴えかけているからだと思いました。 自然は素晴らしい。「死ぬまでに一度は行ってみたい場所」という HPがありますが、まさにその場所でした。

 

 

 

 

 

 

■見る者を飽きさせない、変化に富んだすばらしい景観ロックアードゴージ
ポートキャンベルから東へ約6km、前号の12使徒の岩と並んで、絶対 外せないポイントです。12使徒の岩 とは趣を異にした、その変化に富んだすばらしい景観が楽しめまます。そして、難破船の悲劇を今に伝えている場所なん です。 ロックアードゴージの、 名称の由来 ロックアード(LochArd)とは、この沖合で難破した船の名前です。1878年、ロンドンからメルボル ンに向かっていた移民船が、濃い霧のために難破し沈んでしまいました。乗員54人のうち生き残ったのは、たったの2人だけでした。実はこの船は、オースト ラリア最後の移民船だったのです。 ロックアードゴージ入口には、メモリアルとともに52人の墓があります。ロックアードゴージ(Loch Ard Gorge)とは、ロックアード号の谷間(両側が絶壁の峡谷)という意味です。「2人の生き残り」として、ロックアード号難破のメモリアルが設置されてい ます。 ロックアードゴージが「紅の豚のポルコの隠れ家噂の場所」 と言われている理由スタジオジブリさんの「紅の豚」の物語の舞台は第一次世界大戦の前 後のイタリアのアドレナ海ですが、モデルとなった土地はオーストラリアのグレートオーシャンロードと言われているそうです。中でも特に、主人公ポルコ= ロッソのアジトである秘密の島は、ロックアードゴージによく似ているそうです。ふらぶろ http://www.frablo.jp 記事より海岸まで降 りると、きれいな砂浜があります。これは、あくまでも『在豪日本人の間で噂になっている』ということですので、宮崎氏もしくはスタジオジブリさんが「ここ です!」と言ったわけではないそうです。ロックアード号が難破し、乗員が流れ着いた場所です。下の海岸まで降りる階段が設置されています。アイランド・ アーチウェイ ロックアードゴージの東側には、アイランド・アーチウェイ(The Island Archway)と呼ばれる岩があります。しかし、アーチらしいものは見当りません。岩が立っているだけです。それもそのはず、アーチ部分は最近崩れ落ち たそうです。アイランド・アーチウェイ(The Island Archway) ここは悪天候時には、そうとう荒れる場所であることが、難破のお話からも、打ち寄せる波からも、想像ができました。今日は、風も穏やか で快晴です。本当に運がよかったと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

■これぞ奇岩中の奇岩ラゾルバック
ロックアードゴージから、東へ歩いていくと、元アーチ状の島(アーチ部分は最近崩れ落ちてありません。)、 アイランドアーチウェイ(The Island Archway)が現れてきます。そして、さらにその先には細く切り立った衝立のようなザ・ラゾルバック(The Razor back上記写真)が見えてきます。ハッとする眼前の光景ラゾルバックは、写真のように、直ぐ目の前にあります。波に洗われてもなんのその、細く切り立っ た衝立のような風情、その岩肌の色や断層、穴の空いた箇所、割れたような部分、圧縮されてできたシワのようなところ、その他の詳細な部分まで、はっきりと 手に取るように見えるのです。だから、他のどの奇岩よりも興味を惹かれるのです。美しい断層 、上部に空いた穴、右側には割れ目、その下は押されてできた シワ?ラゾルバックと背後の岩々ラゾルバックと背後の岩々少し角度を変えればこんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

最近見た記事
一覧見る