お茶を飲む庭

ソウルの中で最も落ち着いた空間が三清洞(サムチョンドン)と呼ばれる場所です。デートや雑誌・テレビの撮影、可愛いカフェでのおしゃべり場と定番のスポットなんです。また、三清洞がある北村(プッチョン)は、韓屋(ハノッ)という韓国の伝統の家がずらりと並ぶ地域でもあります。そんな中に位置する｢お茶を飲む庭｣というお店は、一際離れた場所にある眺めの良い素敵なカフェです。｢お茶を飲む庭｣は約4年前にオープンし、お店は約80年の韓屋を改造したものだそうです。外観から、素敵な韓屋カフェで一歩入れば、木の癒される空間へと導かれます。店内は、中庭を挟むコの字型と、個室の１部屋に分かれます。また、中庭のテラスでもお茶が出来るようになっています。店内は全て座席で、全て木作りのテーブルです。大きな窓で、中庭が見えるようになっていて、道路側は北漢山が目の前と言う壮大な景観です。こちらは、朝・夕方と違った景色が見られ、四季によっても姿が変わるのでとても魅力的。また、中庭や各テーブルに置かれた植物の数々は、直接お店の方が育てているもので、眺めるだけでも旅の疲れを癒してくれます。その他にも、所々に置かれた茶器や陶器の小物達を見るのもも、また、心が和みます。メニューの方も、豊富に揃っていて、お茶だけでも約50種類ほどあるのだとか。そして、各お茶を凍らせ氷化したものを一緒にいれて飲むのも特徴なんです。ただの水で凍らせた氷ではないので、溶けても味が薄まらずに逆に濃くなって更に美味しくいただける!!ということなんです。旅の癒しの場所をお探しならば、是非一度、三清洞の｢お茶を飲む庭｣に訪れてみてくださいね!!