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ベトナムを走る唯一の鉄道運営会社
ベトナム国鉄は、ベトナムを走る唯一の鉄道運営会社。ベトナム国鉄の主な路線はハノイ～ホーチミン間。開通はフランス統治時代の１９０５年。当時フランスの影響力が強かった中国の昆明からハノイまでを結ぶ鉄道が始まり。以後１９３５年にはハノイーホーチミン間が開通した。ベトナム戦争によりベトナム国鉄の多くの施設が破壊されたが、１９７６年には運営を再開、近年さらなる整備が進んでいる。
駅に向かい、午後2時40分発の夜行列車の寝台の切符を無事買うことができた。ハノイ14:40→(ベトナム国鉄S7列車三段寝台の中段利用運賃:286,000ドン)列車は定刻にハノイ駅を出発。
ベトナム国鉄はレールの幅が1,000mmと日本の在来線(1,067mm)とほぼ同じで狭軌。車両も日本と同じで小さめで、寝台を組み立てると寝るしかないといった状況だった。ベトナム国鉄はのどかな風景の中を走り、いつのまにか日没。アジアの夜行列車は車内販売が充実していることが多いので、夕食を楽しみにしていたら、なんと夕食はお弁当とミネラルウォーターを無料で頂けた。寝台車利用客へのサービスのようだ。追加で頼んだ揚げ春巻き(2,000ドン)もおいしかった。
- 記事最終修正日時:
- 2013.03.07 07:58
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