プー・ピン宮殿

タイのチェンマイにある「プー・ピン宮殿」は、かの王室が避暑地として利用している。現役の宮殿で王族が利用していなければ、庭園が一般公開されている。入場料50バーツは高いのでは。タイの王族は日本の天皇家と同じくらい、いや、それ以上に尊敬され、人気があるようだ。なので、訪れる王族ファンのタイ人も多く、キャッキャ言いながら楽しそう。特におばさま方に。宮殿内のこのメインストリート沿いには、迎賓館用の建物もあったりで、外国のＶＩＰをもてなす場でもあるよう。それだけに、王族がいなくても宮殿中の警備が凄く、ごっつい強そうな警備員なのか、ポリスがあちこちにいる。宮殿の庭園にはランやブーゲンビレア等、美しい植物達が植栽されていて、癒しの空間になっている。王族の皆さんが花を愛でながら散歩するのだろう。大きな人口の池に噴水が何本も吹き上げて居る場所がハイライト。大掛かりな涼しい演出で。噴水が眺められる丘の上に現国の王母が好んで滞在したと言うヴィラが、ぽつんと建っている。王母のような人は、この噴水を眺めながら何を考えていたのだろうか。特に見所がある訳ではないが、チェンマイの喧騒を忘れて、ぼーっと過ごすにはいいかも知れない。