ホテル1929

チャイナタウンにあるデザイナーズホテル｢ホテル1929｣は、椅子マニアのオーナーが作ったホテルです。ロビーにはアルネ･ヤコブセンやイームズなど、著名デザイナーの手がけた椅子が配置されていて、まさにギャラリー状態。エレベーターの中も椅子のポスターがたくさんあります。部屋は、凄く狭くベッドの下の引き出しが物入れと金庫になっています。ですので、スーツケースもベッドの下に置くと良いとか。よく考えてあると思うほど、無駄の無い配置になっています。オレンジ色の冷蔵庫は2本しか入らない超ミニサイズで、コーラと水（無料）が入っています。驚くのが、シャワールーム。透けているだけでなく、便器を濡らさずにシャワーは浴びられないとか。トイレットペーパーも濡れない様に工夫されていて全く問題ないつくりです。

付帯施設は、ジャグジープールの曲線の素晴らしい椅子もデザイナーズものです。朝ご飯も付いていて、夜は地元の若者で賑わう、1階のレストランでブッフェが味わえます。こちら、何でも美味しいが、一番は白魚入りのおかゆ。卵焼きは、焼き方を聞かれ、玉子だけ出てくるかと思ったら、自動的にベーコンやソーセージ、豆にジャガイモ、そしてヨーグルトが付いて来ます。ヨーグルトは明治で、日本の味ではなく、甘くて果物がゴロゴロはいっています。シンガポールの方の好みの味で作られているようです。たった32室しかないプチホテルだが、日本人の方を多く見かられ、結構人気があるホテルだそうです。周辺は、チャイナタウンがあるので観光やグルメにも最適な場所です。