ハワイの宗教

ハワイの宗教

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ハワイの宗教

1800年代前半、ハワイにはキリスト教宣教師が上陸、カメハメハ2世もキリスト教を推し、ハワイの民族はキリスト教を中心に信仰することとなるため、欧米のキリスト教文化とほぼ同等と考えて良い。もちろんほかに外部から入ってきたものとして儒教、仏教、神道なども根付いている。
宗教名 比率(%)
キリスト教 29%
仏教 9%
その他・無宗教 62%

 

 

 

 

*教会

 

セント・ベネディクツ・ペインデット・チャーチ」

「セント・ベネディクツ・ペインテッド・チャーチ」は、緑の茂みに囲まれた白い教会だが、屋根は周りと調和させるように緑色。一見、ふつうの教会のように 見えるが、中に入るとその印象は一変する。天井や建物を囲む壁一面に描かれたカラフルな絵が目に飛び込んできくる。描いた人物は、ベルギーからハワイへ やってきたジョン・ベルチマン・ヴェルジ司祭。側面の壁には、聖書の物語のワンシーンを描いた6つの絵が描かれている。また、天井にはハワイらしい椰子の 木や海などの南の島の風景を描いたものもある。

 

リリウオカラニ・プロテスタント教会

ここの教会は、リリウオカラニ女王が避暑地である別荘に来ていた時に、この教会へ足を運んでいたと言う場所。リリウオカラニ女王は、カラカウア王の妹でもあり、ハワイ王朝最後の女王。

ここ「リリウオカラニ・プロテスタント教会」は、ハレイワの街を代表する建物でもあり、ここの裏に、1892年に女王が贈った名前が刻まれた時計が あるそう。その時計の文字盤が数字の変わりに女王の名のアルファベットを使用したのだとか。他にも、シャンデリア、讃美歌等の贈りものをしている。

元々、ワイアルア教会だったのだが現在の「リリウオカラニ・プロテスタント教会」と言う名に改名したとの事。秋が近づけば、教会周辺は綺麗な月下美人の花が咲き乱れる。

 

マキキ聖城教会

ホノルルにこんな光景を目にすると、あれ?ここは日本?いつの間に?思わずそんな事を考えてしまうほど、目の前の光景は日本っぽい「マキキ聖城教会」。エ ルム通りにある教会で、ちゃんと十字架もある。しかしなんでキリスト教教会がこんなホラ貝の音が似合いそうな出で立ちをしているのだろうか。なんとも不思 議な、それでいて周囲から浮いてる建物。何でも、ハワイに移民した日本人が建てたものだそう。お城は、創設者の人が高知県出身であったため、高知城天守を モデルにしたそう。ハワイで日本を感じるならここに来てみるのもいいかもしれない。

 

*神社

 

「ハワイ出雲神社」

チャイナタウンに ある、レジェンドの川向かいのこじんまりとした「ハワイ(布哇)出雲大社」。縁結びの神様で、ハワイには金刀比羅神社や太宰府天満宮もあるし日系の方々の 心の拠り所になっている。この辺りは、昔は日本人街だったそうで「出雲大社」もその頃に作られたよう。その後、日本人が他の地域へ移動し、中国人が多く なってきたから、今ではチャイ ナタウンと呼ばれているとかで、なんだか歴史を感じる場所。現在ではこの「出雲大社」も、ハワイに住む日本人や日系人の人に親しまれているらしく、新年の初詣もこちらにお詣りにくる人が多いそう。

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1
記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
最終編集: 
YASS☆彡 
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