フランスの冠婚葬祭

フランスの冠婚葬祭

■フランスの結婚式

日本では婚姻届を役所に提出するだけで結婚が受理されるが、フランスでは市長または市長代理の前で結婚の宣誓式を行う。

新郎新婦に加え、保証人も同席し、親族や友人が参列する。

その後、教会での教会式があり、婚姻届のサインはこの時に行われる。

ドレスをレンタルする習慣はなく、購入するのが一般的で、新郎は当日まで新婦のドレス姿を見ることが出来ない。

  

*結婚式当日の流れ

市役所式(式後写真撮影などがある)

休憩

教会式(式後写真撮影などがある)

だいたい夕方から始まることが多い。

披露宴

夜から翌日明け方まで続くパーティー!

 

■結婚式の贈り物

ランスでは現金を贈る習慣は無い。その代わりに『リスト ド マリアージュ Liste de mariage』というシステムが一般的。

 

**リスト ド マリアージュとは?**

①一般的には、新郎新婦が専門店で欲しい物(日用品、家具、家電etc)を挙げ、リストを作る。

②結婚式前後(当日ではない)に、招待客が新郎新婦にプレゼントしたい物をリストから選び相当額のお金を払う。
③後日新婚夫婦の手元に、そのプレゼントが配達される。

 

 

■フランスのお葬式

ランスではほとんどの国民がカトリック教徒のため、カトリック式の葬儀が一般的。

死亡が確認されると、日本のお通夜にあたる弔問期間が1~数日間あり、教会でミサが行われた直後に墓地へ移動し埋葬する。

喪服は無く、参列者は普段着の人も多い。ただし、親族のお葬式の場合は黒い服を着るのが無難。

お香典はなく、その代わりに献花をするのが一般的。

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
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