ベトナムの冠婚葬祭

ベトナムの冠婚葬祭

■ベトナム結婚式

ベトナムでの結婚式シーズンはテト(旧正月)前。結婚式を挙げた後に、家で新年を迎えるのが縁起が良いとされている。

伝統的な結婚式では、両家の親族が集まって先祖へ報告するセレモニーを行う。

 

*結婚式の流れ

◎新郎、新婦家に向かう

結婚の贈り物を持って、贈り物を運ぶ係りの人と一緒に車で新婦の家へ向かう。

この時の贈り物は、豚の丸焼きやケーキ、お菓子、果物など。

◎新郎、新婦家到着

到着して新婦の母親に結婚を承諾されると、宝石を送る。そして花嫁登場。

結婚指輪の交換やお酒を両親にふるまったりする。(本人たちは飲まない。)

◎花婿が花嫁を自分の家へ連れて行く。

花婿が載っている車はリボンなどの装飾がされたもの。

花婿の家でも同じように贈り物をしたりお酒をふるまったりする。

◎披露宴会場へ移動

ホテルやレストランで行われる。

参列者は入口でプレゼントやお祝を渡して披露宴が始まる。ケーキカットなどの習慣もある。


 

*結婚式の贈り物(目安)の注意点

現金(知りあいの場合) 30万~50万ドン(御祝儀は結婚式の規模やどのくらい親しいかによっても変わる。)
タオル ベトナムでは縁起の悪いものとして考えられているため、送るのはタブー。
包装 キレイに包装されているものが好まれる。

 

 

■ベトナムお葬式

ベトナムの葬式は54の民族が生活しているため、それぞれ葬式の仕方は異なると言われている。

死者を送りだす時は賑やかに楽しく送り出そうという習慣があり、お通夜や出棺などはとても賑やかな雰囲気になる。

また土葬の文化も残っており、近年は政府が火葬を推奨している。

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
最終編集: 
lcwjun1 
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