マカオの宗教

マカオの宗教

 

マカオの宗教

アヘン戦争の結果、1887年にはポルトガルが統治権を獲得したマカオ。

中国に返還された今でも、様々な信仰やカルチャーが混在している。

宗教名 比率(%)
仏教 50%
カトリック 15%

その他

(道教、イスラム教、回教、ゾロアスター教など)

35%

 

*宗教施設

施設名 備考

聖ポール天主堂跡

住所:Rua de S.Paulo, Maca

無料・見学自由

聖ドミニコ教会

セナド広場突きあたりに位置する。

バロック様式外壁で最も美しいマカオの建築のひとつ。

カテドラル(大堂

1850年建築。東アジアを管轄する教会。台風により倒壊。

1937年に再建し現在までその姿。

聖アントニオ教会

1558年頃マカオで最初に建てられたキリスト教礼拝堂があった場所に建ち、

イエズス会が初期の本部を設置した。

1638年に教会自体が建てられてから3度の火事に遭い、

現在の建物は1930年に再建されたもの。

住所:Largo do Santo António, Macau

営業時間:7:30-17:30

聖ローレンス教会

1560年代に創建された、マカオでも最も古い教会の一つ。

住所:Rua de S. Lourenço, Macau

営業時間:10:00-16:00

媽閣廟

媽閣山の麓に位置する。

ポルトガル人が最初に降り立った場所とされ、マカオで最古の寺院。

住所:Rua da Barra, Macau

時間:7:00-18:00

聖ミカエル教会

聖ラザロ教会から少し北に行ったところに位置する。

1875年に建てられた比較的新しい教会。

スカイブルーの建物が印象的。

ヨセフ修道院及び聖堂

マカオでは珍しいドーム型天井を持つ教会。

1728年にイエズス会宣教師の育成目的のために修道院が建てられ、

1758年に隣接するかたちでバロック式の教会が建てられた。

住所:Rua do Seminário, Macau

10:00-17:00

三街会館

三街会館は、セナド広場横の細道から入るところにあり、

近くに昔風の中国市場がある。

入口は全く目立たない感じだが、世界遺産をなす建造物の一つ。

 

 

1569年に初代マカオ司教ドン・ベルキオール・カーネイロによって、

ハンセン病患者のための施設とその礼拝堂として建てられた。

マカオで最も古い教会。

住所:Calcada da Igreja de São Lazaro, Sao Lazaro,

聖ポール天主堂跡の西側にひっそりとたたずむ小さな廟。

1888年に創建、1901年改築。

ナ―チャとは男の子の暴れん坊の神様で、疫病退治の神様としても有名。

もう一つのナーチャ廟

大砲台(モンテの砦から板樟堂街に向かって降りていくと、

坂の途中にあるのがこのナーチャ廟(柿山哪咤古廟)。

大砲台を挟んで西側の天主堂跡の隣にもナーチャ廟があるが、

現在澳門に存在するナーチャ廟はこの2箇所だけ。


 

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記事最終修正日時: 
2013.03.07 07:58
最終編集: 
げいほうあま 
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