グリーン・パーク

グリーンパーク

Green Park

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ロンドン市民の憩いの場所

グリーン・パーク

 ロンドンには広々とした公園が随所にあります。中心街にも、住宅街にもオープンスペースが広がっています。広いスペースには特に何があるというわけでもなく、芝生やベンチで人々が思い思いの時を過ごします。芝生で日光浴を楽しむ人、木陰のベンチで読書に耽る人、犬を散歩させる人、サッカーボールを蹴る子どもたちと様々です。(公園によってはボール遊び、犬の散歩を禁じている所もあります。)
 イギリスの冬は長く日照時間も少ないので、春から夏にかけてのお天気のよい日には、日光浴を楽しむ人で賑わいます。暑くてお天気のよい日には、水着姿で日光浴する人の姿も見られます。ビーチチェアは有料なので、芝生に寝転がる人のほうが多いです。
 Green Park(グリーン・パーク)はRoyal Parks(ロイヤル・パーク)の一つです。ロイヤル・パークは、もともとは王族の所有地だったスペースを公園として一般に開放している土地です。1667年にチャールズ2世は、王族の所有地であったHyde Park(ハイド・パーク)とSt James Park(セント・ジェームズ・パーク)の間に位置する土地を手に入れました。その土地が現在のグリーン・パークです。チャールズ2世がこの土地を手に入れるまでこの場所は、決闘や一揆を起す場所として知られていました。1554年には、メアリー1世とスペインのフィリペ2世の結婚に反対する一揆が起こりました。
 グリーン・パークには青々とした芝生がありますが花壇がありません。チャールズ2世は、女王以外の女性に公園内で摘んだ花を贈っていました。このことを知った女王が嫉妬のあまり、公園内の花を全て抜いてしまうようにとの命令を出しました。それ以来、グリーン・パークには花壇がないという逸話が残っています。真偽のほどは確かではないそうですが、面白い話です。

 

・行き方:地下鉄のグリーンパーク駅下車。地上に出て、西へ徒歩で5分かからず入り口のゲートが見えてきます。

      入り口はホテルリッツのすぐ西側なので、ホテルを目安に行ってください。

グリーン・パークの楽しみ方

ここの楽しみ方を紹介してください。

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1
記事最終修正日時: 
2013.04.29 11:59
最終編集: 
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