ソウル市pm2.5濃度高い日交通機関が無料！
ニュースソース：http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LS2D&mid=shm&sid1=103&sid2=240&oid=374&aid=0000132027
韓国で今もっとも深刻な問題であるpm2.5（微細粉塵）による大気汚染。
ニュースによると、今年１月から３月までpm2.5注意報の発令件数が86回と、昨年と比べて80％も増えたとのこと。事の深刻性がよく分かります。
ソウル市では、この問題を解決すべく、来月7月1日よりpm2.5濃度が高く、翌日にもこの状態が持続すると予報が出た場合、通勤時間を対象に、ソウル市内のバス、地下鉄を無料にするという対策を1日に発表しました。
具体的に、pm2.5の平均濃度が当日午前０時～午前４時の間に、50㎍/㎥を越え、翌日も大気が悪いと予想される場合、ソウル市が独自的に発令する緊急低減措置により、自律的な車両２部制の実施とともに、通勤時間である始発～朝9時の間および、午後6時～午後9時の間にソウルの地下鉄及び市内バス、マウルバスを無料で利用できるようになります。
車両２部制とは？
車両番号の末尾が奇数の車は奇数日にだけ、偶数の車は偶数日だけで車を運転することができるようにする制度 (NAVER 時事常識辞典より)
また、ソウル市では、仁川や京畿道などのソウル郊外の地域から通勤する市民のためにも、各自治体に協力を呼びかけ実施拡大していく計画とのことです。
ソウル市では今回の対策に2020年まで総6,400億ウォン（≒640億ウォン）を投入する予定で、交通機関無料利用のほか、児童や老人へのマスク補給支援、保育園や児童福祉施設などの機関に空気清浄器を設置するなど具体的な対策を行っていく予定です。
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