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正義はどこへ? 「今月の韓国映画」

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まさに今の韓国を反映した韓国映画が日本でも公開

ケーブルテレビ局のスクープに端を発した“チェ・スンシル事件”に揺れる韓国。

ドラマさながらの展開を見せているが、まさにこのタイミングで今回の騒動と通じる韓国映画が次々と日本で公開されている。

『弁護人』

(C)2013 Next Entertainment World & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

 

映画あらすじ

1980年代はじめ、釜山では高卒の税務弁護士ソン・ウソク(ソン・ガンホ)が活躍していた。ある日、ウソクは馴染みのクッパ屋の息子ジヌ(イム・シワン)が事件に巻き込まれ、公安当局に逮捕されたことを知る。

当時の政権によって学生や社会人らが令状もないまま不法に逮捕されたのだ。

拘置所で拷問され、痩せ細ったジヌと面会したウソクは、無罪を訴える彼を弁護しようと決意する。だが、それは“国家”を相手にした勝ち目のない裁判だった―。

民主化ムードが高まっていた当時、釜山で起きた釜林事件をモチーフにしたヒューマンドラマ。

故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領がこの事件をきっかけに政治家へと転身したことでも知られる。

 

公式サイト http://www.bengonin.ayapro.ne.jp/

 

写真説明

『弁護人』
2013年/韓国/韓国語/カラー/127分

11月12日(土)より新宿シネマ
カリテ他にて全国ロードショー!


天国にいる故・盧武鉉元大統領は今の韓国の騒ぎに何を思うのだろうか?

『華麗なるリベンジ』

(C)2016 SHOWBOX, MOONLIGHT FILM AND SANAI PICTURES CO., LTD ALL RIGHTS RESERVED.

 

映画あらすじ

熱血検事のジェウク(ファン・ジョンミン)はリゾート施設建設をめぐる事件を捜査。ウ次長検事(イ・ソンミン)から反対された取り調べで容疑者が急死し、殺人容疑で逮捕されてしまう。懲役15年の実刑が確定したジェウクは一夜にして服役囚に。やがて濡れ衣を着せられたことに気づく。

刑期が5年目を迎えた頃、イケメン詐欺師のチウォン(カン・ドンウォン)が入所してきた。彼はまさに5年前に起きた事件現場の詳細を知っている人物だったのだ。

ジェウクは「自分に協力したら出所させてやる」とチウォンに打診。ジェウクが刑務所から指示し、チウォンが刑務所の外でミッションを遂行するという前代未聞のリベンジ作戦が始まるが―。

 

公式サイト http://www.kareinaru-revenge.com/

 

写真説明

『華麗なるリベンジ』
(原題:『検事外伝』)
2016年/韓国/韓国語/カラー/126分

11月12日(土)よりシネマート新宿 ほか全国ロードショー

実は韓国の国民からあまり信頼されていない検察…。

『造られた殺人』

(C)2015 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

 

映画あらすじ

記者のホ・ムヒョク(チョ・ジョンソク)は解雇と離婚の危機に直面していた。ところが偶然、耳にした情報提供により、世間を騒がせている連続殺人事件の犯人を特定。一世一代のスクープを手に入れるのだった。

だが取材を続行するうちに、自分が入手した殺人犯の自筆メモが、小説『良辰殺人記』の一節であることを知り、愕然とする。世間を驚かせたスクープが誤報であることを悟ったのだ。

真実を知らない報道局の上司はムヒョクに続報を迫り、捜査中の刑事はムヒョクの報道を疑うように。さらに、すべてを知っているという目撃者まで現れる始末。窮地に立たされたムヒョクだったが、誤報どおりの殺人事件が発生し、事態はますます混迷する。

 

公式サイト http://satsujin-scoop.com/

 

写真説明

『造られた殺人』
(原題:『特ダネ:良辰殺人記』)
 2015年/韓国/韓国語/カラー/125分

11月19日(土)よりシネマート新宿ほか 公開

チェ・スンシル事件も韓国のケーブルテレビ局JTBCのスクープがきっかけだったが、コチラは話が甘すぎた?

しばらくお待ちください


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