こりあらーむ

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近現代を再現したモダンカフェ

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乙支路3街の路地にある「韓薬を売っていない韓屋房」

乙支路3街駅の近く、飲食店の路地を曲がったところに、場違いのようなレトロなカフェがあります。
お店の名前は「コーヒー韓薬房(コピハニャクバン)」、名前に反して韓薬は売っていません。
 

お店の奥に、螺鈿細工が施されたカウンターがあります。

「コーヒー韓薬房」のメインメニューは、「フィルターコーヒー(ピルトコピ)」3,800ウォン。一般的なハンドドリップコーヒーです。

こちらのコーヒー豆は、わざわざ日本から持ってきた「直火手製コーヒー焙煎機」を使ってロースティングされています。お店の片隅で焙煎作業が行われており、お店に入った途端、コーヒー豆の良い香りがします。

 

壁掛け時計、黒電話などのアンティーク品が、レトロな喫茶店の雰囲気を演出しています。

音楽もレコードで掛けられ、こだわりを守っています。

 

注文をしたら、別館2階へ行ってみましょう。注文した建物のちょうど反対側に別館への階段があります。

韓国映画「影殺人」「暗殺」「解語花」の舞台となった、韓国の近現代が再現された空間が広がっています。

 

一角には、韓薬房の名前に似つかわしい薬棚もあります。

店主の話によると、このお店が建てられた場所は昔、朝鮮時代の医学者ホジュン(許浚)が人を治療した場所だったとのこと。店主は、店名を付けた後にこの事実を知ったとのことで、韓薬との不思議な縁を感じたそうです。

 

自慢のコーヒーの味は、濃厚で深みがあります。量も多いので、コストパフォーマンスに満足できます。

 

乙支路3街は今でこそ、印刷所やインテリア関連の零細企業が並んだ商街になっていますが、70年代には喫茶店だけでも50店は建ち並ぶ有名なカフェ通りでした。店主は、昔の粋な街並みを少しでも残したいという思いで、この地を選んでお店を建てたそうです。お店の中に懐古の念が溶け込んでいます

 

乙支路3街駅1番出口から徒歩2分

「コーヒー韓薬房」までの行き方

地下鉄3号線 乙支路3街駅1番出口から出て、まっすぐ進み、最初の曲がり角で右に曲がります。

コンビニGS25のある角を右に曲がると、すぐ先に路地があります。この路地を入って突き当り右にお店があります。

 

営業情報

住所: ソウル市 中区 乙支路2街 101-34

電話: 070-4148-4242

営業時間: 平日 7:00~22:00 / 土曜 11:00~21:00 / 12:00~19:00

 

しばらくお待ちください


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